ようやく梅雨らしい天気です

さて、昨日最終クリアーを入れたイージーですが、仕上げの作業をしています

仕上げと言っても完全乾燥させてゴミ取ったりといった感じですが、今回、ちょっと塗り分けなんかがありまして、通常と違いプラスアルファーの作業をしてます(しました)

こちらのパーツですが、純正は今回施工したウッド部分の溝から内側は黒の素地になってます。

・・元の画像を撮ってなかったので、拾いものの画像です

今回、オーナーさんの希望で、黒の素地の部分もウッド柄にする事となりました

それは全然問題ないのですが、周りの部分やメーター部分は施工しない為、塗り分けが必要となります。
通常の色&クリアーであれば膜厚もそれ程ではありませんし、途中でマスキングもやり直したり出来るのでいいのですが、イージーグラフィックスの場合、下地から含めると4~5コートになってしまいます。。
そうすると当然、そこに段差が出来てしまい、また、転写 → 1回目のクリアーまでは基本、マスキングの貼り直しが出来ないので、そのままクリアーまでいきます。そうすると、見切りの部分がガタガタになったりして、大変汚い仕上がりになってしまいます。。
そこで、今は、色々と小技&道具を使いまして・・

塗り分けもスッキリ仕上がるようにしています

正直、かなり手間はかかりますが、やっぱり仕上がりが綺麗な方がいいですよね

全部が全部ではありませんが、状況に応じて、塗り分けでの施工も出来ますので、ご相談下さい

その他、ステアリングも・・

以前は裏までフィルムを巻く事が出来ずに柄が切れた部分は色でグラデーションを掛けてぼかしてましたが、今は転写の際に水温や定着液の量、A剤とB剤の配合なんかを調整して裏まで巻けるようになりました

・・但し、ステアリングの形状、フィルムによってはどうしても無理な場合もありますので、その場合は従来通りグラデーションを掛けてぼかしてます。
・・とこんな感じで、ちょっとした事ですが、色々と試みて品質向上に努めてます


クリアーも塗膜性能に問題が起きない範囲で極力厚く塗るようにして、デュポンの中でも高品質な部類のクリアーを使ってやってます

さて、本日最終、塗装に行ってきます
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